真・三國無双6・・・3D立体視 PS3 その8
今回取り上げるのは、真・三國無双6です。
シリーズで3Dに対応しているソフトは、設定なども多分同じで、同シリーズ2作目以降は書くネタが無さそうなので、ここから何回かはシリーズ物を取り上げようと思います。
無双6は3DのON/OFFだけで、3D関連の設定項目は他にありません。
パッケージの表面にも3D対応の表記が無く、裏面に小さな3Dのロゴマークがあるだけということで、コーエーの3D対応のやる気の無さがうかがえます。
視差の設定はできませんが、視差は強めなので、立体感が不足しているということはありません。
が、3Dを前提にすると、無双シリーズの画面表示にはちょっと問題があります。
写真3枚目のように、無双シリーズは右上のマップや左下のゲージや会話の文字などが、常時表示された状態となります。
(写真でわかるように、これらの情報グラフィックは全て2D表示で、しかも画面の占有率がちょっと多いです。)
当然これらの情報が一番手前になるように表示され、戦闘の3D立体視画面はその奥に見えるように表示されます。
例えるなら自分は家の中にいて、窓ガラスに情報グラフィックが表示されていて、窓ガラス越しに戦闘を見物している感じになります。
特にリアルタイムに表示されていく会話の文字をまともに読もうとすると、視点の移動が非常に厳しいです。
2Dなら操作キャラから少し左に視点を移動すれば読めるわけですが、3Dの場合、上記の例えで言えば、少し遠くの戦闘を見物していた状態から、手前の窓ガラスに表示された文字を読む状態になります。
会話は多い時は数秒ごとに更新されていくので、とてもじゃないけどまともに文字を読むことはできません。
ただでさえ、右スティックを使ってぐりぐりと視点変更しながらゲームを進めていく展開は目への負担は大きいので、この情報グラフィックの表示方法はちょっと困ります。
まあ、基本的に奥の戦闘画面に視点を合わせ、文字は見てるような見てないような感じで流していけば、プレイが破綻するほどの問題ではありません。
2Dで遊ぶ多くの人がどれくらい文字をしっかり読んでいるかわかりませんが、3Dの場合も慣れで何とかなる範囲です。
ただ、目に優しくないシリーズなのは間違いありません。
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