ハウスオブザデッド(THE HOUSE OF THE DEAD) オーバーキル ディレクターズカット・・・3D立体視 PS3 その19
今回取り上げるのは、ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド オーバーキル ディレクターズカットです。
前回、大好物のレール・ガンシューに少しだけ触れたので、今回は国内パッケージ版では唯一の、3D立体視対応レール・ガンシューについて検証します。
PS Move対応ソフトであり、Move専用ソフトではないので普通のコントローラでも遊べますが、ガンシューはMoveで遊ばないと面白さが大幅減なので、事実上は必須といっても過言ではありません。
ハウスオブザデッドと言えば、ゲームセンター(アーケード)で大人気のレール・ガンシューのシリーズですが、このオーバーキルは家庭用オリジナルとしてWiiで発売され、Wii版にステージ追加やグラフィック強化などパワーアップして移植されたのがPS3のディレクターズカット版です。
レール・ガンシューは射撃だけを楽しめるのが基本なので、移動はオートで勝手に進んで、何も考えずに気軽に爽快感を味わえる私の大好物のジャンルです😁✌️
3D立体視の感想としては、結果的には平均点以上と言っていいでしょう。
ただこれは、マイナス要素を上回る大きなプラス要素があって、その平均としての評価です。
大きなプラス要素は、ザコのゾンビが画面奥から手前に向かって高速💨で走ってくることが多いため、これが3D立体視には非常に有効で迫力倍増です😆👍
マイナス要素は、本作は映像の演出として古いフィルムの感じ、つまり画面に常に点状のノイズや上から下までの縦の線がチラついて見えるという表現がされています。
デモシーンだけならわかるのですが、プレイ画面もこの映像演出がされていて、それらノイズが3D立体視では一番手前に映り邪魔です。
また、立体感そのものもイマイチで、ザコの突進がないデモ画面は非常にのっぺりした感じの映像です。
視差の設定は、写真2枚目のオプション画面で5%刻みで設定できるのですが、この画面には3D立体視のON・OFFの設定項目がありません。
ステージ開始前の画面左上に設定できる箇所があります。
ゲームの出来はまあまあ良いのですが、アーケードのシリーズ4作品が神レベルの名作であり、PS3でもダウンロード専用ソフトとしてHOD3と4が遊べるのでどうしても比較してしまいます。
家庭用オリジナルということでデモシーンが長めに収録されているのは理解はできるのですが、そのせいでテンポが悪くなってます。
アーケードは映画のダイジェストCMのように、短くて小気味良いデモシーンでプレイの間を繋ぎ、その間にちょっと手を休める感じだったのですが、本作はダラダラとしゃべり続けます💦
あと、画面内には色々なアイテムが登場するのですが、あるアイテムを射撃すると射撃するとしばらく敵がスローになり、ゲームの進行を助けます・・・が、上記のように敵の突進による3D立体視の迫力が唯一の強みであり、スローになるとこれが大いに薄れますし、テンポも少し悪くなります💦💦
ボスの攻撃のバリエーションが少ないというか、ボス戦がイベントの一部のように流れるように進んだ過去作と比べると、本作のボス戦は画面の動き自体も少なくちょっと単調かな💦💦💦
肝心の射撃は、単発で相手を狙い撃つ要素が強く、アーケード版とは違いリロードモーションが1秒近く入るので、攻撃の隙間を見つけて確実にリロードしていくことが重要になります。
(HOD4はマシンガン撃ちまくり、HOD3は単発狙いですがリロードが一瞬で攻撃範囲も広めなので、本作とはプレイ感覚が違います。)
オリジナル要素として、周回プレイでお金がたまり武器の買い替えやパワーアップができるので、武器を替えれば異なるゲーム性になります。
雰囲気はアーケードから一変し、アーケードが硬派なA級作品なら、本作は軟派なB級作品です。
プレイヤーの女性もセクシー系なら、敵も過去作には存在しなかった女性ゾンビがたくさん登場、オープニングデモは実写の姉チャンのポールダンスで始まります😁💓
アーケードと比べると、デモシーンは5倍増し、お色気は10倍増しといったところでしょうか✌️(アーケードにお色気要素は無いですが)
最後に上の写真、Move用のガンアタッチメント「Sharp Shooter」の出来が非常に良いので、これを紹介させてもらいます。
日本では未発売の品で、私はゲームショップでたまたま見かけて購入しました。
SOCOM4とビッグスリーガンシューのソフト2本付きで900円とお買い得だったので、このアタッチメントの予備知識はゼロでしたが、(ビッグスリーはすでに所有していたものの)ソフトだけでも元が取れると思い即購入しました✌️
写真では分かりにくいですが、かなり大きいです。
PS Move装着済みの写真ですが、左上の球状のスフィアとそこからつながる黒い部分がMoveの大きさなので、ショットガンタイプで小脇に抱えて撃つことになります。
Moveの下の部分、斜め45度の持ち手とそこに繋がる部分全体が、手前に引くと2cm近く大きく動くという、大掛かりなギミックがあります。
(ちなみに斜め45度の持ち手部分には、ナビゲーションコントローラが装着できるようです。)
この手前に引く操作がリロードになるので、まさにショットガンで射撃しているような重厚な射撃感が味わえて最高です😆👍
国内で購入できる機会は非常に少ないと思われますが、ガンシュー好きな方は、もし見かけたら必ず買いましょう!!
The House of The Dead: OVERKILL Director's Cut【CEROレーティング「Z」】
- 出版社/メーカー: セガ
- 発売日: 2012/02/23
- メディア: Video Game
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