PS4 Proの内蔵ハードディスク容量不足のため、外付けHDDを増設
まだまだ余裕があると思っていたHDD容量ですが、知らないうちに満杯になってゲームのインストールができなくなってました💦
PS4って、内蔵HDDの交換は可能だけど、外付けHDDの増設はできないんじゃなかったな?と思って調べてみると、2017年3月配信のシステムソフトウェア バージョン4.50で外付けHDDの拡張ストレージ化が可能になり、インストールは外付けHDDに可能とのこと。
公式発表では、拡張ストレージとして使用するために必要な外付けHDDのスペックは、USBのバージョンが「3.0以上」、ストレージサイズが「250GB以上、8TB以下」となります。
1 TB(テラバイト) = 1000 GB(ギガバイト)
一昔前のHDDだと、2TBの容量でUSB2.0接続の商品もありますが、USB2.0では速度が遅すぎてPS4の外部ストレージとしては使えないので要注意!
あと、PS4本体のUSB端子に直接接続しなければならず、USBハブ経由ではダメみたいです。
内蔵HDDと全く同じように使えるわけではなく制限がありますが、それは後ほど。
早速外付けHDDの購入の検討に入りましたが、2018年11月時点での価格相場では、3TBで7500円、4TBで10000円で買えればかなりお買い得レベルだとわかり、それを目標価格に設定しました。
で、3週間くらい値動きなどを見て決めたのがコレ ↓
アイオーデータから発売された4TBのHDCZ-UTL4K/Eで、11600円の10%OFFで10440円、目標価格には届きませんでしたが、年末に入る前に買ってしまおうということで決断しました。
Seagate(シーゲイト)の3TBが7000円台後半のセール価格でamazonにありましたが、悪評レビューを見ると、遅いとか、早い時と遅い時があるとか、スピードに関するレビューが気になり買えませんでした。
すぐ壊れたというレビューはハズレを掴んだだけなので気にしませんが、スピードが遅いHDDというのは個体差とは限らない上に、今回の使用目的はゲームのインストールなので、遅いとロード時間がもろに長くなるため、スピードは最重要視すべき項目です。
今回調べて初めて知ったのですが、ハードディスク製造メーカーって世界規模で再編・淘汰され、現在はウエスタンデジタル、シーゲイト、東芝の3社だけに集約されてしまったようですね。
で、噂レベルではシーゲイトが一番信頼が低いらしい・・・と言っても、アイオーデータを買ったところで上記3社のいずれかのHDDが入っているわけで、結局シーゲイトという可能性も無きにしも非ず💦💦
あと、マーシャルというメーカーが安い商品を発売していますが、リファービッシュ(再生品)HDD、つまり修理したハードディスクを扱うメーカーということで、初心者は手出ししないほうが無難かと。
最後に、条件を満たしたHDDならPS4で必ず使える・・・とは限りませんので、HDDの選択は自己責任で。
ソニーも全てのHDDの動作検証をしていませんし、各HDDメーカーも動作検証したHDDを掲載していますが、アイオーデータのホームページは古めのHDD対応リストしかなく、今回買った商品もPS4対応品には載ってませんでした。
今回はamazonレビューで複数のPS4動作報告があったため、私はそれを信用して本品を購入しました。
届いたハードディスクがコレ ↓
エコパッケージと言うやつですかね。
店頭で見かけるようなキレイな化粧箱ではなく、簡素なダンボール箱です。
もちろん、このエコパッケージが、さらにダンボール梱包された状態で届きますよ😅
内容物も最小限で、HDD、説明書、ACアダプタ、USB3.0ケーブルです。
HDDの大きさを、PS4標準コントローラのデュアルショック4と比べるとこんな感じ ↓
だいたい、コントローラと同じくらいです。
さて、今回の動作検証に使うソフトは「北斗が如く」です。
外部HDD接続前の現状は ↓
空き容量68GBということで、まだ残り容量があるように見えますが、インストール容量37GBの「北斗が如く」がインストールできず、冒頭に掲載した写真のように「15.22GB以上削除してください」という表示になってしまいます。
(計算上、現状では残り22GB弱しか使えない)
これらから分かるのは、PS4 Pro 1TBは、システムデータなどを除いたユーザー領域が861.4GBあるものの、実際に使えるのは791+22=813GB前後で満杯扱いになるようです。
ギリギリまでインストールしたら、セーブできないとかアップデートできないとか、結局しわ寄せがどこかへ行くでしょうから 、だいぶ手前で満杯扱いになるんでしょう。
では、HDDを接続してみましょう。
接続しただけでは認識されず、お知らせを見てみると
「設定」→「周辺機器」→「USBストレージ機器」と進んで、フォーマットする必要があるようです。
数秒でフォーマット完了!
フォーマット完了直後の上記画面にも書かれている通り、拡張ストレージにはアプリケーションのインストールはできますが、セーブデータ、スクリーンショット、ビデオクリップは本体ストレージにだけ保存できるとのこと。
フォーマットが完了すると自動的に、今後は外付けHDDにインストールされるようになります。
本体HDDにインストールしたい場合は、「設定」→「ストレージ」と進み、オプションメニューからインストール先を変更してください。
ここからは「北斗が如く」を使った速度の検証です。
最初に約37GBのデータインストールにかかる時間ですが
・外付けHDDへのインストール : 10分
・内蔵HDDへのインストール : 10分10秒
ということで誤差レベル、ほぼ同じでした。
インストールデータはコピーはできず、移動という形になります。
・内蔵HDDから外付けHDDへの移動 : 13分35秒
次にゲームの読み込み速度ですが、
・外付けHDDから起動し、最初の注意事項画面が出るまで : 11秒
・内蔵HDDから起動し、最初の注意事項画面が出るまで : 11秒
起動時間は同じでしたが
・外付けHDDからゲームスタートしてデモ映像が始まるまで : 10秒
・内蔵HDDからゲームスタートしてデモ映像が始まるまで : 11秒
誤差の範囲とも言えなくないですが、2回の平均で外付けの方がわずかに早い結果となりました。
外付けHDDから起動してもロード時間は長くはならないという結果になりました。
逆に言えば、外付けHDDから起動した時に、内蔵HDDの時よりロード時間が大幅に長くなる場合は、HDDの性能不足、もしくはHDD不良が疑われます。
最後に気になる点は、PS4本体をスタンバイ状態にした時のHDDの動作状況や扱い方についてです。
このHDDには青い電源ランプが付いているのですが、PS4をスタンバイにすると約20秒で電源ランプが一旦消えます。
と思いきや、消えてから約30秒経つと再び点灯しHDDが動作し始めます。
最初はスタンバイ中の設定で「インターネットに接続したままにする」「アプリケーションを一時中断したままにする」といった、スタンバイ中もHDDへアクセスする機能をONにしたせいかと思ったのですが、これらをOFFにしてもスタンバイ中のHDDの動作は同じでした。
なので、スタンバイを多く使っている方は、念のため「USB端子に給電する」の設定を「常に」に変更しておきましょう。
スタンバイによってUSB給電が遮断された時に、HDDへの悪影響があるのか無いのか、判断ができないからです。
動作中にHDDの電源を切ればHDDが故障する可能性がありますが、一応ACアダプタで電源は確保しているんですよね。
そもそもUSB3.0接続はデータ送信のためだけに使っているのか給電のためにも使っているのか、給電機能が切れるとデータ送受信もできないのかなど判断がつかないし、これを判別するには故障の危険があるので検証できません😱
今回「北斗が如く」以外では、PS Plus フリープレーのインストールデータのみ移動したら、内蔵HDDに100GB以上のインストール容量が確保できたので、一旦HDDを取り外すことにしました。
今はPlus会員じゃないし、しばらくは外付けHDD無しで問題なさそうなので。
あと、PS4本体はスタンバイにすると電気代をほとんど使わないらしいけど、スタンバイ中の外付けHDDの電気代がどうなのかはよくわからないしね😅
ちなみに24時間録画のHDDレコーダーを使ってますが、これだけで電気代は明らかに上がった経験があるので、個人的にHDDの電気代は警戒してます😩
外付けHDDを外す場合は、コントローラのPSボタン長押しの「クイックメニュー」から、最上段の「サウンドと周辺機器」→「拡張ストレージの使用を停止する」を選択します。
PS4からは外付けHDDが認識されなくなり、安全に取り外しできますというメッセージが表示されるので、USBケーブルを抜くことができ、ケーブルを抜くと電源ランプが消えるのでアダプタも外せます。
もしくは、PS4本体をスタンバイではなく、電源を切る方にすれば、本体の電源が切れてしばらくするとHDDのランプも消えます。
HDDを外すならPS4の電源を切るのが一番確実ですね。
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