実写動画のあるゲーム・・・DC、XBOX、Wii、Switch編
第4回はドリームキャスト、XBOX(初代)、Wii、ニンテンドースイッチ編です。(全5回)
カテゴライズするとしたら、PS1やサターンより後の世代の作品で、既に取り上げたソニーハードを除いた面々といったところでしょうか。
PS2以降の実写作品が少なかったのと同様こちらも少ないのですが、SwitchやPS4世代になって、ダウンロード専用の小規模な作品で実写作品をチラホラ見かけるのは見逃せないですね。
近年のCGを使った作品は、開発に大人数・高額予算の作品が多くなってしまい、低予算でリアリティのある映像という選択肢として実写作品が復活の兆しを見せています。
↓ 動画ゲーとして取り上げる基準は、第1回のPS1編の冒頭をご覧ください。
実写動画のあるゲーム・・・PS1編 - PS3で3D立体視ゲームを遊ぼう
どの作品の映像も、オープニングなど含めて10分程度のプレイ動画を、スマホで直撮りしてYouTubeにアップしてます。
動画満喫度は5点満点で、5点(最高点)〜1点(最低点)
動画が多いと高得点、少ないと低得点になります。
前機種のサターンは最多の実写動画作品を輩出したゲーム機でしたが、サターンの弱点だったポリゴン(CG)機能を大幅強化したことで、PS2発売前までは最もリッチにCGが使えるゲーム機の座を手に入れたため、実写作品はほとんど発売されませんでした。
Web Mystery 予知夢ヲ見ル猫 (ウェブミステリー 予知夢を見る猫)
実写動画ゲー Web Mystery 予知夢ヲ見ル猫 (ウェブミステリー 予知夢を見る猫) DC
動画満喫度3点
申し訳ないが、出演者も制作会社も知らないの無い無い尽くしw
アジアンテイストの実写の雰囲気や画面構成はイイ感じです。
ただ、ゲームのシステムは好みが別れそう。(個人的には微妙かな)
出演者 : 津田英佑、森川あさひなど
ディスク2枚組、メビウス
es (エス)
動画満喫度3点
こちらはテレビ朝日で放映された単発ドラマとメディアミックス展開された作品とのこと。
ドラマの存在すら知らなかったので、ドラマの映像がどのようなものかはわかりませんが、恐らくドラマで使われた映像をそのままゲームに落とし込んだように感じます。
悪く言えば、この手の作品にありがちな、ドラマの映像を小手先のゲーム風なモノで繋いでいるだけとも言えなくは無いw
ゲーム単発では難しい豪華出演陣ですし、ゲーム風なモノの出来もそこまで悪くはないので、実写好きなら楽しめるかな?
出演者 : 三上博史、釈由美子、細川茂樹、酒井若菜、三村マサカズ、伊藤裕子、モト冬樹、岩城滉一など
ディスク3枚組、テレビ朝日
XBOX編
メジャーなゲーム機としては初の海外産、黒船来航でしたね。
基本的に海外では実写作品が受け入れられやすいので、海外では恐らく他にも実写作品があると思うのですが、国内のXBOX市場は非常に小さかったこともあり、ローカライズされたのはマキシマムチェイスだけ・・・かな?
Maximum Chase (マキシマムチェイス)
実写動画ゲー Maximum Chase (マキシマムチェイス) XBOX
動画満喫度3点
レースゲームですが、ただ車を走らせるだけでなく、動画終盤にあるように敵車を狙って銃を撃ったりなど異なるゲームシーンが楽しめ、ゲームも実写も満足の作品でオススメ!
難点を言えば、レースは箱庭タイプで自由なルートを走行できるのですが、マップも無くストーリーを進めるための目的地が明確に表示されないため、何となく走らせてると同じところをグルグル廻って全然先に進めません。
動画収録した最初のレースでも、目的地までの道のりで2回、道中で「こっちですよ」という感じの矢印が表示されるだけなので。(矢印が表示される付近を走行しないとゴール場所が不明)
ディスク1枚、マイクロソフト
Wii編
Wiiはリモコンを使った新感覚のゲーム機として売り出されたこともあり、実写とは縁遠いハードでした。
ミブリー&テブリー以外の2作は他機種でも発売されているため、Wiiだけの実写作品は1つだけかな?
ミブリー&テブリー
動画満喫度3点
実写動画のパフォーマンスを見て、その行動を指す日本語を回答するゲームです。
動画は後ほどアップします。
動画満喫度2点
Wiiを皮切りに、PSP、PS3、PS4へ移植されているサウンドノベルの名作で、実写サウンドノベルでは街と428が二強ですね。
プレイ中の画面はほとんど静止画で、動画は非常に少ないです。
この手の作品は、両手でコントローラを持つ必要が無いという意味では、片手で遊べるWii版はプレイのしやすさで移植が繰り返された現時点でも最強です。
忌火起草 (イマビキソウ) 解明編
動画満喫度2点
おなじみチュンソフトのサウンドノベルシリーズですが、本作では音声のセリフと、状況説明の文章が同時展開していくのが特徴です。(セリフの文字表示なし)
また、実写だけでなくCGを組み合わせて使っているのも新たな試みです。
プレイ中の画面はほとんど静止画で、動画は非常に少ないです。
元はPS3で発売されましたが、不完全だったストーリーに追加シナリオを加えたのがWii版で、Wiiがいわゆる完全版という位置付けです。
Switch編
冒頭でも書いた通り、この世代になって、ダウンロード専用で実写作品を見かけるようになってきました。
DL専用としては現時点ではレイトシフト1作のみしか取り上げてませんが、追加購入して動画撮影したら、ブログも随時更新します。
下で取り上げたSwitchソフトは、全てPS4でも発売されています。
Late Shift (レイトシフト)
実写動画ゲー Late Shift (レイトシフト) Switch 「左」の選択肢を選んだ場合
実写動画ゲー Late Shift (レイトシフト) Switch 「右」の選択肢を選んだ場合
動画満喫度5点
海外で劇場公開された作品で、途中の選択肢では観客がスマホを使って、多数決でストーリー分岐させていたようです。
基本的には1時間以上の映画鑑賞そのものなので、動画のみの構成で満喫度は当然の5点満点。
分岐をさせるとどれくらい映像が変わってくるかの検証として、常に「一番左」の選択肢を選択し続けるパターンと、「一番右」の選択し続けるパターンの、2種類の動画をアップしてみました。(序盤のみ)
難点としては、繰り返しプレイを一切想定していないので、2周目以降のスキップやフローチャートなど一切無し。
なので連続プレイで楽しめるのは2周が限度、言い方を変えれば楽しめるのは数時間だけ、ストーリーが気に入ったなら半年以上放置で忘れた頃に再プレイがオススメかと。
定価の1500円超えではちょっと割高かな。(私は40%オフのセール時に1000円以下で購入)
そして字幕も雑な誤訳がいくつか・・・ケイサル(警察の誤訳)など
ダウンロード専用です。
出演者 : ジョー・ソワーバッツ、阿部春香、リチャード・ダーデンなど
CIRCLE.Ent
√Letter (ルートレター) Last Answer
実写動画ゲー √Letter(ルートレター) Last Answer Switch
動画満喫度2点
イラスト画風の作品として以前に発売されたルートレターの完全版。
ストーリーの追加だけではセールス的に弱いと感じて、実写を追加したのではと推測されます。
(実写で遊ぶかどうかは選択可)
個人的には知らない出演者ばかりですが、人数は多めで豪華な雰囲気はします。
島根を巡ると書くと魅力薄ですが、出雲を巡ると書けば魅力的に感じるのは何故だろうw
恋愛系のゲームではなく、推理サスペンス系です。
出演者 : 山本あこ、吉崎綾、月野もあ など
Closed Nightmare (クローズド・ナイトメア)
実写動画ゲー Closed Nightmare (クローズド・ナイトメア) Switch
動画満喫度2点
実写のホラーゲームって、よく考えるとほとんど無いのでは?
推理系ではありませんが、ゲーム開始してすぐ、閉じ込められた部屋から脱出するために落ちている紙切れを探してパスワード入力しなければいけないなど、ちょっとした謎解き要素のある作品です。(非ノベル系)
私はホラーは好きではないのであまりプレイせずに売ってしまいましたが、評判はあまり芳しくない作品っぽい。
出演者 : 太田英里、MASAYAなど
当初は全4回の予定でしたが、上記機種で第4回を終わりたいと思います。
最終回の第5回は、メガCDや3DOなど、動画黎明期の作品となります。
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